次々とキャストさんが揃う中、背筋が伸びる。 「おはようございまーす」 その中でも一番、格が違うなと感じたのは。 「美咲さんだ…」 周りがざわつき始めメイクをしていたあたしもその姿を見る。 彼女だろうか。 この店のNO.1… 「あの子はNO.2だよ」 あたしと同じようにメイクをしていた隣の子が言う。