キャバクラ。 それはとても華やかな場所なんだろう。 「じゃこっから歩いていくよ」 「はい」 近くの駐車場に車を停めるとお兄さんについて行く。 すごい・・・ キラキラ輝くネオン。 目を細めると、それがとても美しくて。 都会とは外れた場所に住んでいるあたしにはここが都会か。なんて思ったりした。 見たことある場所を通っていくとホストが沢山居る。 その中でもかなり目立つホストたち集団がこちらへやってきた。 「あ、凌さん!」