「ナニ?お前…文句あんの?」


「当たり前だろぉっ!げ、下僕とか…っ、ご主人様とか…っ」



言ってて頭クラクラしてきた……






「嫌なら……別にいーけど?」



アリスザカは口の端を上げ、嫌な笑い方で部屋の端に私を追い詰める



「お前、入学式も出席せず退学する事になるぜぇ?」



私のシャツの衿を掴み、首筋をアリスザカの舌がヌルッと這う感触


(……うっ)



……悔しい



「何でこんな事してんのか知らねーけど……」




……なんでこんなヤツに





「……どーせあの松井とか言う男のためだろぉ?」