☆☆☆
3月下旬
あっちゃんが『かわいい』と言ってくれた長かった髪は短くショートボブに
胸をガードして抑えるシャツも用意した
言葉遣いも松井を始め屋敷のお手伝いさん達に特訓してもらってほぼ完璧に
そして
私は
『私立秀明館男子高等学校』の寮の敷地に足を踏み入れた
入学式の2日前
「と言うか……なんでアンタが……、いや、なんでお前がいるんだ!?」
私はつい飛び出しそうになる女言葉を訂正しつつ
隣で私のスーツケースを持つ松井にツッコミを入れた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…