(よく知らないけど)夜の街が似合いそうな


けだるい色気を放って



私の上に


跨がっていた



!!


「ギャッ…」


叫び声が響く前に


その大きな手で口を塞がれる




「朝のお着替え…手伝ってやるよ」



口を塞いだままパジャマのボタンに手をかけるアリスザカ


(コイツ〜…・・!!)


全然 懲りてない!?




ぼっ防犯ベルっ?



「あー…あのうるせーベルはアソコ」



私のお守りは

アリスザカのあごで指した

ベッドから離れた床に転がっていた




(ギャー!?)



私が絶望の悲鳴を頭の中で上げた時だった