「大丈夫!!」


松井に潔く言い放った



「申請が通るまではあの部屋で我慢する」


松井の目をはっきり見て



「心配するな!」




私 頑張るよ





あっちゃんのいない2年間を思えば


夢のような今の状況




あんな最低男なんかに負けない





松井はそれ以上は何も言わずに


「……分かりました……しかし、困った事があれば……」



私の意見を尊重してくれた



「一人で解決しようとせず……いつでも俺に頼れ、沢野井」