「私と同室になるよう手配したつもりが……っ」
頭を上げようとしない松井
「あのさー……わた…オレは別に松井と別室でも仕方ないと思うよ」
私は腕組みして松井を見下ろす
「でも…アイツは何!?」
あんな野獣と一緒なんて……
バレるのは時間の問題!
それ以前に危険がいっぱい!!
「……優月様 まさか…奴に何か…?」
松井は青ざめた顔で私を見上げた
「な、何もされてないよっ!」
……まだ
松井には言いたくない
服を強引に脱がされそうになったなんて……
「……とりあえず土下座止めてよ 何事かと思われるでしょ」



