すごくいや~な紹介をして
先輩は去っていった
松井は私に何か言いたげに何度も振り返っていたけど小動物でも年上
ついて行くしかないようだ……
視線を松井からだる男に移動させると
「!?」
さっきまでのけだるい感じは微塵も無くなっていて
ギラッと光る肉食獣の目が私を捕らえた
「これから、色々と……よろしくな」
そいつはニヤッと笑って
舌でぺロッと自分の唇を舐めた
(し、舌なめずり……!?)
あっちゃん……
私 無事にここでやっていけるのかな……?
あっちゃんとの(一方的な)学園生活……満喫できるのかな?
★★★



