頼もしい小動物の言葉に甘えて松井と部屋を出る
「俺に任せてくれたらヤツを二度とあなたに近づけないように出来たのに……!」
忌ま忌ましげに呟く松井だけど
(イヤイヤ、あんたとアリスザカ……決着つかないじゃん)
似た者同志
常に反発しあってる
新しい部屋は同じフロアの1番端っこ
外の非常階段に通じるドアのすぐ傍にあった
鍵を使って中に入る
「優月様……」
荷物を置いた松井が改まる
「私も極力、優月様の望むように致しますが……次に問題がおきた場合は……」
「……わかってる!」
強制送還でしょ?
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