「高坂さんは
 お茶だったよね」



「うん・・・
 私も持つよ」



「ありがと」





なんでだろう

前までは
話すのはおろか
目を合わすだけでも
ドキドキだったのに・・・



今なら言える
ような気がする




自分の気持ちを・・・




「あのー・・「秋人の
 彼女って聞いた時
 最初はビックリ
 したよ」





「えっ?」




「だって
 あの女の子に
 まったく興味ない
 って言っていろんな子を フッてきたのに」




藤川くんは
笑いながら話す




「でも秋人の
 彼女が守山さんで
 良かったよ」




ドクンッ





心臓が大きく



重たく高鳴った