屋上は雪で真っ白だ。 一瞬俺は天国かと思った。 ―ザッ ――ザッ 緑のフェイスへと歩いていく。 白い息のせいで前がぼやける。 フェイスに手をかけると 軽々とフェイスを乗り越え、 足場の悪い場所へ立った。 不思議と怖くはない。 怖いというより、 死ぬことに幸せを感じた。 やっと このゲームから解放される。 また、 悠也,,龍一,紫音に会える。 「今までありがとな。 あっちの世界で会おう」