――‥直樹を傷付けたこいつが許せない!! 「おい!刹那??」 気付くと俺はそんな気持ちから 凶器を持っていた。 そして 凶器を直樹を傷付けた奴に振り上げた。 「止めろ!!!刹那!」 直樹の必死の叫び声と同時に 俺の顔に血が付いた。 相手は顔が穴ぼこだらけだ。 その一つ一つの穴から 血がぷつ―っと出てくる。 顔が解らないほどで 気持ち悪い‥ 今頃、俺は我に返り 死体を見て大きく震えた。