確かに もう紫音は少し休まないと 走れそうにない。 俺が助けるしかない! みんなで生き残るんだ! 俺は紫音の言葉を無視して 紫音の元へ駆け寄った。 「何してんだよ!早くて行けよ」 紫音が何を言おうと 俺はここに残る。 でも、 人は殺したくない... 「……」 紫音は何も言わない俺を見て お前ほんと馬鹿だよ‥と呆れたように言った。 段々、 他のプレイヤーの顔や 凶器がはっきりしてくる。