「今年も今日で終わりかぁー」 伸びをしながら 実感が湧かない、俺(刹那)は言った。 今日は大晦日。 俺と紫音、直樹、悠也、龍一の男5人で カウントダウンパーティーを開いている。 テーブルにお菓子を並べて 俺たちはテレビに目をやった。 〈今年も30分で終わりですね〉 明るく女性アナウンサーがいう。 大晦日だというのに その日も仕事とは尊敬する。 時計が静かに カチカチ時を刻み、俺の眠気を誘う。 今年こそは、と 刹那は起きて来年を迎えるために 眠い目を擦り、 今年が終わるのを待った。