「やっぱり!! それを確認したかっただけです。 ありがとうございました。」 男の子はペコリと頭を下げ 足早に歩いていった。 …? なんだったんだろう? その時は、それくらいにしか 思わなかった。 ──── 何気ない話をしながら教室へと向かう。 今年は皆クラスが一緒。 去年は、光輝クンだけクラスが違ったから 皆一緒ってゆうのは、スゴく嬉しい。 楽しそうだな… これから訪れる未来を想像して 1人笑いながら席に着いた。←