そう私は元々不良だった。



私の前居た所で私を知らない不良なんて



聞いたことがなかった。



『お前っ!俺にそんな口きいていいのかよ?!どうなるかわかってんのか?』



そいつはそう言い放った。


…と思ったらだんだん私に近寄ってくる。


それに反射して後ろに後ずさりする。




――ドンっ――

私の背中に固いものがあたり


生徒会室に悪魔のようなもう逃げられないという


音が響いた。