「これで生徒会を終わります。解散っ!」

私はここの学校で生徒会長をやっている

神崎奈緒香。

毎日、毎日同じことでつまらないからねぇ。

これやったらかわるのかな?

なんて思ったけど…

なにも変わらなかった。

あいつと出会うまでは…




ーーバンっ

その音にビックリして振り返った…

そこには…不良のような男の子が立っていた。。

『お前っ!会長さん??副会長なしで進めるとかどういうこと?』


そう言った。


確かにそこに立っている男の子はそう言ったのだ。



噂では聞いていた。ここの副会長は不良だって。



でも…ほんとにそうだなんて思ってもみなかった。



「遅れてくるほうが悪いんじゃん。山崎優太さん??」



そう言い放った。私がこんな人にひるむはずがない。



私だってもともと不良だったのだから…