桐會は少女の凄いという言葉に驚きながらも、困ったように苦笑する。 「そうですか?私にはお嬢様の方が凄いと思いますよ?部活動にも入ってらっしゃらないのに、たった2,3度深呼吸しただけで、そんなに呼吸が落ち着いてらっしゃるんですから」 凄い体力ですよと付け加えながら笑みをこぼす。 「それでも桐會さんの方が年上でしょう?だから…桐會さんの方が何倍も凄いのです!」 ちょっとムキになって言い返す少女。 そんな姿がほほえましいのか、桐會はまだ笑っている。