でも、迂闊に聞かれへん。

だって、もう俺はここにはいてないから。

忙しくしていても。



「光さん、手が汚れるしいいから!!」



手伝おうとすれば、祥太郎が止める。



もう、この場所は俺の居場所じゃあない。



ただの『お客さん』扱い。