この想いを君に… −あの場所へ−

パパはあたしがちゃんと後ろに乗った事を確認すると、早めにクラッチを繋いで発進した。

この走り方…

普段のツーリングではしないはず…



そう思った瞬間、急に加速を始めてあたしは慌ててパパにしがみつく。



普段、絶対にしないのに。



公道でこんな走り方をしたら真っ先に怒るのはパパなのに…?



あ…



このバンクのさせ方。

あたしはなかなか出来なくていつもパパから注意されていた。

パパの動きをしっかり見とかなきゃ!!



パパは普段見せない走り方をあたしだけに見せてくれた。