この想いを君に… −あの場所へ−

「…光は企業のトップで働くよりも、気の合う仲間とバイクに囲まれて仕事をする方が性に合っているんやと思います」

光さんのお父さんはパパを見て微笑んだ。

「光がそちらに行くといっても、今まで通りチームのサポートはさせて頂きます。
ただ、この不況。
お店やチームにとって光のおかげで経費が嵩むなら行かせへんけど…」



パパは視線を落としてしばらく考えていた。

沈黙が部屋を包む。