この想いを君に… −あの場所へ−

「お疲れさーん!」

光くんが叫んだ。

ようやく旅館に着く。



さすがにそーちゃんも疲れた表情をしている。

「お風呂は部屋に付いてるから、便利やで」

光くんはそーちゃんを車から抱き抱えて降ろした。

「光、ごめん」

車椅子に座らされたそーちゃんは光くんに謝ると

「まだまだ俺の腕、力あるやろ?」

光くんは得意げに笑っていた。