姫乃からの電話は
『帽子買いたいんだけど、あたし何色が似合うかな?』
そんなことだろーとは思ったけど
『白とかよくなあい?』
と言うと嬉しそうに『決めた』と言って
少しノロケてきて
電話を切った
「沙耶菜ー!」
「はーい」
教室に戻ると千湖が抱きついてきた
「どうしたの?」
「返事きた・・・」
「まじ?やったじゃん!」
「うん・・・今田君ありがとうね!」
「いーよいーよ、てか多喜でいーから
「多喜ありがと!」
「何でお前が言うんだよ」
「千湖が嬉しそうだから、あたしも嬉しいの!」
「アハハハッまじ沙耶菜最高だなー」
「いーの!」
あたしと多喜の出会い
多喜の強引なアドレス交換
全部 神様のイタズラなのかな
あたし達が
こんなにも愛し合うなんて
誰も思ってなかったよね
神様だけは
知っていましたか?
あたし達の幸せな未来を
