――――S高校 この高校に入ったのは理由がある。 私は毎日‥毎晩‥てゆか、朝昼晩ない脳みそをフル回転させて勉強して、必死こいて入ったこの高校には私に、"それほど"の事をさせる魅力があったりする。 それはある、出会いがきっかけ。 野球の帽子をかぶった男。 ちょっと茶色髪でツンツン立ってる短髪の男。 背が高くてカッコイイ男。 私に笑いかけ、手をさしのべてくれた ―――野球少年。