「私が行ってもいいの?小林先生の子供でしょ?」
「もうあいつの子供じゃない。だから普通に奏太と会っていい。それに、沙夏の両親もこのことは知ってるから。」
お父さんもお母さんも知ってたんだ…
「…分かった。奏太クンに会う。」
「なら寝るか。本当は抱きたかったんだけど…こんな話の後は嫌だろ?」
「ううん。抱いて欲しい。」
少しは、期待してたから。
「今日は、積極的なんだな。 アレ持ってくるから先に布団入ってて。」
「うん。」
俊吾絶対ビックリしたよね… 私から誘ったんだもの。
「1回目で子供できると悪いからこれ付けるな。」
……避妊具。
やっぱり俊吾子供できるの怖いんだ…
「うん。」


![叶わぬ恋〜先生〜 [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre3.png)