「許可も取らずに、新人をつけてしまい、申し訳ありません。お二人が宜しかったら、大牧をこのまま最後までご一緒にしても、よろしいでしょうか?」


「…どうぞ」

「はい。」

まだ機嫌悪いの!?


「ありがとうございます。ご迷惑のかからぬよう精一杯頑張ります。」

若いのに、偉いなぁ…。

「早速ですが、どんなスタイルがご希望ですか?」

「チャペルで披露宴は招待客が多くなると思うので盛大にしたいと考えています。」

「分かりました。では、詳しい話し合いは後日しましょう。」

「「はい。これからよろしくお願いします。」では失礼します。」





特に話さず、車に乗った。