教師×教師



……

「そのリュックに何入ってるんだ?」

「タオルケット(笑)自分で準備したんだから、何も言わないであげて。」

小さいリュックに、大きいタオルケットを無理やり詰め込んでいた。

「あぁ。ケーキ取って来るな。

」近所の洋菓子店に来た。
常連なのか分からないけど、店員さんと仲良く話しているのが、車内から見える…。


「傾けるないで持ってろよ。」

「うん。」

予想はしてたけど、結構大きいケーキみたい。

「何入ってるの?」

「何だろね…。」

箱の窓から覗いてみると、フルーツケーキが入っていた。

「フルーツケーキみたいだよ♪」

「ケーキっていうか、タルトなんだけどな。」

「そうなんだ。珍しいね。」
「だよな。昔からずっとなんだ。」


そんな話をしていたら、俊吾の実家に着いた。