……
「そのリュックに何入ってるんだ?」
「タオルケット(笑)自分で準備したんだから、何も言わないであげて。」
小さいリュックに、大きいタオルケットを無理やり詰め込んでいた。
「あぁ。ケーキ取って来るな。
」近所の洋菓子店に来た。
常連なのか分からないけど、店員さんと仲良く話しているのが、車内から見える…。
「傾けるないで持ってろよ。」
「うん。」
予想はしてたけど、結構大きいケーキみたい。
「何入ってるの?」
「何だろね…。」
箱の窓から覗いてみると、フルーツケーキが入っていた。
「フルーツケーキみたいだよ♪」
「ケーキっていうか、タルトなんだけどな。」
「そうなんだ。珍しいね。」
「だよな。昔からずっとなんだ。」
そんな話をしていたら、俊吾の実家に着いた。


![叶わぬ恋〜先生〜 [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre3.png)