… 「沙夏、何か言いたい事あるんじゃ無いのか?」 「うん…。」 気付かれてたみたい。 「あのさ、今年のX'masは、俊吾と2人で居たいんだけど、無理だよね。」 … 「いや。奏太を母さんに預ければ大丈夫だ。それに奏太もわかってくれるだろうし。」 「我が儘でごめんね。」 色々な感情が混ざって、涙が出てきた。