「ママ?」

「奏太、ママこれから授業あるんだけど、その間お利口にして居れる?」

「うん!!」

本当なら誰かに預けたいんだけど、あいにく奏太を知っている人達は皆授業。
だから、今回ばかりは同伴授業。

「仁藤先生、連れて行ってもいいですよね?」

「いいんじゃないか?」

「5時間目でよかったら、私見てるよ?」

新葉先生…。

「お願いしてもいいですか?」

「もちろん!!まずは授業、行ってらっしゃい。」


奏太も連れて、3組に行った。
「静かにしてるんだからね。」
「はぁい。」