「ねぇ?」
「何だ?」
「ありがとう。」
いや、よろしくお願いします。じゃないのか?
「俺の方こそ、ありがとうな。」
…
「お取り込み中の所ごめんなさい。今日はありがとう。」
「改まって、何言ってるんですか。奏太とお話ししましたか?」
「えぇ。奏太の事、よろしくお願いします。」
「はい!」
さっき俊吾に言ったのは、奏太を小林先生とお話しさせてもいいかって事。
長い間、話してないと思ったからさ。
「で、今野先生にお願いがあるんだけど…」
いきなり人が変わった。
けど、こっちの方が小林先生らしくていい。
「何ですか?」


![叶わぬ恋〜先生〜 [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre3.png)