会場は、中学校の調理室と空き教室。

不正とかが無いように奏太は、全く関係の無い3年生の先生について貰い、他の教室で待っていてもらう。


俊吾は、私のサポートをしてくれる。
小林先生は、旦那さんがサポートする事になっている。


「奏太、いい子にして待っててね。」

「うん!頑張ってね。」


奏太に励まされ、調理室に着いた。


「俺は手出ししないからな。必要な時、声掛けろ。」

「分かった。」



私たちに遅れること数分。

小林先生夫婦も、入ってきた。




色々な準備をしていると、俊也さんが入ってきた。



「これから、調理対決を始める。時間は1時間。それでは始め!」


今回の進行と段取りは、俊也さんに頼んだ。