「沙夏の家に迎え行くから、着替えて待ってろ。」

「うん。」


家に来てくれるんだ…

「あっ、かなりラフな服のほうがいいかもしんない。って言っても露出しすぎるなよ。酔うと何されるか分からねぇから。」


「分かった」

***

それから職員会議をして、6時過ぎには家に帰った。


…何着ていこっかなぁ
ミニスカは絶対に俊吾怒るし…

あっ、これよくない?

クローゼットの中を探していたら、去年買ったのはいいものの一回も着てないワンピースが出てきた。

あとはこの上に何か羽織っていけばいいし…

ピンポーン

「…沙夏!!俊クン来たよ~」
「は~い」


「行ってきます。」


玄関の前には俊吾の車があった。
飲まないのかな…