……バタン。


…生理来てた。

俊吾に何って言おう…。
絶対機嫌悪くなるよ…。


「…そんな所に突っ立って何してるんだ?」

いつの間にか帰って来てた。

「ううん。何でもない。早く奏太とお風呂入っちゃって。」


言えない。

でも、言わないとずっとする気でいると悪い。

悶々と考えながら、片付けをした。


…………


「沙夏っ、さっきの続きしよう!」

やっぱりする気だ…。


もう、言うしか無いや。


「あのね、生理来ちゃったみたい…。」

「…そっか。なら仕方ないな。」

「ごめんなさい…。」

「謝る必要ないから。今日も疲れたから、もう寝るか?」

「うん…。」