教師×教師



奈美サンの所でいいかな…。


「結芽チャン、病院何だけど、県立病院でいいかな?」


「…この事秘密にしてくれる先生がいるなら、沙夏チャンに任せる。」

「分かった。私の担当の先生なら、大丈夫だから。」


これ以上、何って言ってあげるといいか分からなかった。



※県立病院って言っても、午後も普通に診察してくれる地域密着型の病院です。



「受付してくるね。」


……


「行こっか。」

怪しまれずに受付をする事ができた。



「沙夏チャン怖いよ…。」


「そうだね…。何かあったら、俊吾に言おう。」


私だって怖い。


握りしめていたお互いの手に力が入った。