……
「保谷です。迎えに来ました。」
「ママ~」
涙を浮かべながら、奏太が駆けて来た。
「奏太、ただいま。」
抱き上げてすぐ泣きだしちゃったから、返せる訳ないか。
「お疲れ様。実は、お昼ご飯ちゃんと食べて無いんだよね…。」
「泣いてて?」
「うん…。お腹減ってるはずだから。」
「分かった。迷惑かけてすいませんでした。明日もお願いします。」
「もちろん!じゃ、奏太クン、また明日ね。」
「バイバイ~」
…春海には返すんだ…。
「学校に行くけど、お腹減ってない?」
「…減った。」
「学校に着いたら、食べようね。」
すぐに帰れると思ったんだけど、反省会するんだって。
なんか言われそう…。
……


![叶わぬ恋〜先生〜 [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre3.png)