朝食はいつも家で食べるのと同じ感じで、トーストにベーコンエッグ、牛乳。

お昼にがっつり食べるから、朝食は少なめ何だってさ。


みんな揃った所で

「「いただきます」」


「昨日あれからどうなったの?」

そりゃぁ、気になってるよね…

「お預け喰らいました。」

とか言って、俊吾が悪いんじゃん。

いや、ほらヤりたいのは分かるよ。でもさぁ、何もこんな時じゃなくてもねぇ…

生徒たちとは少し離れて食べているから、こんな会話をしても大丈夫なはず。


「どうせ、帰ってから喰いつくんだろ?」

言いますねぇ…加賀先生。

「どうですかねぇ。沙夏次第で…」


絶対ヤらないんだから!

「…それは無理みたいね。顔が拒否してる。」


「…みたいですね。」

私次第とか言ってるけど、どうせ襲ってくるんだって。


「何だかんだ言っても、仲良いんだからいいじゃない。」


「「そうですね。」」

最終的に須屋先生がまとめてくれて、この話は終わった。



かと思えたがしかし、ただ一人だけ納得してない。

それは誰だか言わなくても分かると思うけど、一応言っておこう。

…俊吾だ。