ふぅ~。長かった。
ふと、脱衣場の鏡を見ると首筋に赤い跡が…
やっぱりキスマークだ。
みんな何も言わないからバレて無いはずだけど、一応隠しておこっ。
廊下に出ると、壁にもたれている俊吾がいた。
待たせ過ぎたかも…
「遅くなってごめんね…」
「遅すぎだよ、バーカ。何話しているんだか分かんねぇけど、ここまで声聞こえてたぞ。」
「全部聞いてた?」
「聞いてない。どうせ変な話してたんだろ。」
何でわかるの!?
「まぁ…。」
「やっぱりな。俺たちもだったし。」
「教師が何話しているんだろうね。」
「仕方ないだろ。裸の付き合いには付き物なんだから。」
「そうだね…。ってか、さっきキスマーク付けたでしょ!」
「今更何言ってんだ?消えたらまた付けてやるから。」
さらりと言ってるし…。
「付けなくていいから。」
「恥ずかしがるなって。」
俊吾の話はスル-して。
「奏太クン何してるだろうね。」
「そうだな。連絡来てないのか?」


![叶わぬ恋〜先生〜 [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre3.png)