黙っててね、か。


言える訳ねぇよ。


この複雑な気持ち、何かで晴らすしかないな。


とはいえ、何で晴らすといいんだ?


大悟にでも、話してみるか。


今、職員室に居っかなぁ…

おっ、居るじゃん。

それにちょうど、沙夏いないし。今しかない。


「大悟、今いいか?」


「あぁ。その様子じゃあ、ここでは無理そうな感じだな。」


「わりぃな。」