とある日の放課後の話。

俺は、相談室で仕事をしていた。

トントン

「はい。」

誰だ?

「俊チャン、今相談とか大丈夫??」

クラスの怜太だった。

「あぁ、どうした?まぁ、ここ座れ。」

俺は、仕事の手を止め、怜太に向き合った。

怜太はクラスでは、盛り上げ担当。いつも元気だから相談とかあるなら、ただ事ではないはず。


「怒んないで聞いてね?」

「おぅ、何だ?」