という事で、近場の遊園地へ。


「…いっぱい人いるなぁ。車停めるとこあっかな。」

駐車場はもう、満車に近い状態。


「奏太連れて、先にこれで俺と沙夏のフリーパス買ってて。車停めたらすぐ行くから。」

「分かった。」



「奏太クン、迷子なると困るから手離さないでよ。」

「うん。」

それにしても、人多いなぁ。

フリーパス売り場は長蛇の列…結構待つことになりそう。



…………待つこと20分。

「お次の方どうぞ。」

「大人2人下さい。」

「6,000円です。 4,000円のお返しと、フリーパスです。楽しんできてください。」




フリーパスは買ったものの、俊吾が来ない。

「パパまだ?」

「遅いね。電話してみよっか。」


『…何だ?』

『今どこ?もうパス買ったんだけど…』