それにしても、仁藤先生遅いなぁ~顔見せれないほど機嫌悪いのかな?

「すまない。やっと決着ついた。あっ、今野先生おめでとう。」
「ありがとうございます。それと、職員会議出れなくてすいませんでした。」
「その事なら謝らなくていい。」

「でも、カンカンだったって。」
「それは…私事の事で、ッたく話すゎ。」
仁藤先生は、一呼吸置いて話し出した。

「俺の高2の娘が男と関係を持って…それも避妊無しで!!別に二人の交際を反対するつもりは無いけど、高校生にもなって避妊無しでしたらどれだけ危険か分からないのかって。で、最終的に月曜日医者行くことで話がついた。」

関係…私は大丈夫だよね?
「今の子達は、早いからねぇ。今野先生は何でお腹に手置いてるの?」
「大体理解はできるけど…」
「ったく。お前は大丈夫だから心配すんな。」
「うん。」

最後にみんなでケーキを食べた。今回の学年の会議は、私の誕生日会で終わった。