「ちゃなつ、本読んで!!」
ちゃなつって、私のことだよね?

「いいよ!こっちにおいで。」
絶対俊吾妬いてるよ……ほら。

「パパ、痛い!!引っ張んないで!!」
ね。
「俊吾、何大人気ないことしてんの?」
「だって奏太が……」
今度は膨れちゃったよ。

「んもぉ~、僕退けるから。あっ、でもしょの前に…チュッ。」
奏太クンからキスされた…
「奏~太ぁ!!この野郎」
「キャァー。」
奏太クンは頑張って逃げてるし、俊吾はマジギレだよ…

「本当、小さい時の俊吾そっくり。」
「ははは…」
苦笑いするしかない。