教師×教師



***
「…沙夏起きろ。」
「ウーン。…おはよぅ。」

「おはよう。夜そのままで寝たから、風呂入って来い。その間ご飯準備しておくから。」
「うん。」
そういえば、夜終わってすぐ寝たんだ…




俊吾は疲れてないのかなぁ、朝早く起きて…


……

お風呂場から出ると、美味しそうな匂いが漂ってきた。

「上がったよ。」
あっ、スクランブルエッグだ!!

「あぁ。もう少しでできるから座ってろ。」
「うん。」

テレビでも見てよっかなぁ。
…どこもニュースばっかりだ。でも俊吾、社会の先生だからニュース見るよね?

「YBCつけてて。もう少しで面白いの始まるから。それと、これそっちに運んで。」
「うん。」

運ぶものは、今出来立ての野菜スープだった。 朝から手込んでる!!

「「いただきます。」」
朝食は、トースト2枚、スクランブルエッグ、野菜スープにオレンジジュースだった。