彼はきっと母に本気だ あたし達の秘め事を母に話して 駄々をこねるなんて恥ずかしい真似 できるはずもない 自分を選んでもらえなかった淋しさと 母親への妬みと さらに強まる尊敬の念 歳を重ねても尚 男を惹きつける彼女は 女の中の女だ でも 初めての失恋に 正気でいられるはずもなく あたしは夜の街へ繰り出す 誰でもいい 抱いてほしい あたしを求めてほしい あたしがここにいると証明してほしい 「雨宮、どうした?」 誰でもいい