「辛いのはわかるけどさ…」 麻由子が つぶやくように言う 「ちょっと、ひどい、と思った」 その一言が わたしの頭を強く打つ 頭がグラグラする 熱がぶり返してきたかのような めまい わたし 麻由子に幻滅された…? 一番の理解者だった麻由子に? 麻由子のことだけは 裏切りたくなかった 今になって初めてわかる わたしが 一番大事にしなきゃいけなかったのは 麻由子なんじゃないの?