【完】晴 時々 雨




「辛いのはわかるけどさ…」



麻由子が

つぶやくように言う



「ちょっと、ひどい、と思った」



その一言が

わたしの頭を強く打つ



頭がグラグラする



熱がぶり返してきたかのような

めまい



わたし

麻由子に幻滅された…?



一番の理解者だった麻由子に?



麻由子のことだけは

裏切りたくなかった



今になって初めてわかる



わたしが

一番大事にしなきゃいけなかったのは

麻由子なんじゃないの?