「あ!おはよう、麻由子」
翌朝
わたしは早めに登校して
教室に麻由子の姿がないのを確かめて
もう一度玄関に出て
麻由子を待っていた
ほどなくして麻由子は現れ
わたしは大きく手を振った
「あ…おはよう」
あれ…?
麻由子は少し
ぼんやりしているように見えた
まだ
体調悪いのかな?
昨日の夜
長電話したのがいけなかった?
申し訳ない気持ちになって
麻由子にかけよる
「ごめん…わたし、自分のことしか考えてなくて」
「ん、それは大丈夫。
ハルちゃんのそーゆーとこには慣れっこだから」
あ
いつもの麻由子だ
ほっとして
「なにそれ、ひどーい」
麻由子を叩くふりをする


