やはり今回の事件は、あくまでも4人の中で起きた何かが引き金になったのだろうか。
達郎はそんなことを考えながら、幾つかあるチャットルームをのぞいた。
HPのチャットルームは、とても人気がある。
今夜も盛況だった。
勉強のこと部活のこと、好きなテレビやマンガや音楽の話題。
秘話機能を使っている面々は、恋愛話に花を咲かせているのだろう。
しばらく眺めていると、ひとつ気になるチャットルームを見つけた。
入室者は『1人』となっている。
ハンドルネームは
【BOW】。
【BOW】は誰かと待ち合わせているらしく、他者が来ると丁重に入室を断っていた。
その行動に達郎は興味を覚えた。
何となく話かけてみようと思った。
達郎はハンドルネームを【luna】に設定してチャットルームに入室した。
――――――――――
luna:こんばんは
BOW:あ、やっと来た
BOW:待ってたのよ♪
BOW:ねぇ2人きりで
BOW:話さない?
達郎はそんなことを考えながら、幾つかあるチャットルームをのぞいた。
HPのチャットルームは、とても人気がある。
今夜も盛況だった。
勉強のこと部活のこと、好きなテレビやマンガや音楽の話題。
秘話機能を使っている面々は、恋愛話に花を咲かせているのだろう。
しばらく眺めていると、ひとつ気になるチャットルームを見つけた。
入室者は『1人』となっている。
ハンドルネームは
【BOW】。
【BOW】は誰かと待ち合わせているらしく、他者が来ると丁重に入室を断っていた。
その行動に達郎は興味を覚えた。
何となく話かけてみようと思った。
達郎はハンドルネームを【luna】に設定してチャットルームに入室した。
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luna:こんばんは
BOW:あ、やっと来た
BOW:待ってたのよ♪
BOW:ねぇ2人きりで
BOW:話さない?


