「ねぇねぇ、初めてのバイトどうだった?続けれそう?」


休みの日は、いつもあっという間に過ぎる。

今は昼休み。

私と未央は、エアコンが良く効いている食堂に来ていた。

「まだメニュー覚えただけだし。私に接客なんて出来るかな?皆キレイでカッコイイ人たちばかりで。私なんて・・・。」

自販機で買った紙コップのジュースを1口飲み、ため息混じりに答える。


「外見なんて関係ないし。瞳は可愛いと思うよ!それに皆仲いいから、瞳もすぐに慣れるよ!」

「そうかな、ありがとう。」



今の私には、困ったときに未央が付いていてくれる。

こんなに心強いことはない。