!? まだ私以外に人がいるのにも驚いたが、声の主が未央だなんて!! 「もしかして、トイレに立っただけだった?それとも、今日会ったばかりの私じゃ嫌かな?」 「そ、そんな・・・ことない!!」 場違いなほど大きな声が、2人しかいない教室に響いた。 「あはっ、そんな力入れて言わなくても。(笑)」 未央が笑いながら廊下に移動して、私に手招きする。 未央の笑顔は、男女問わず見惚れてしまうくらい眩しかった。