開店は朝の10時から。
その10分前は、お茶休憩みたいなものがあった。
みんなの後について、休憩室に戻る。
私と1人の社員以外は、休憩室に置いてある各自のタバコを持って、外へ出て行ってしまった。
「この休憩室は禁煙だから、駐車場の隅にある喫煙用のプレハブに行ってるんだよ。栗山さんは吸わないの?」
1人残されて、どうしたらいいのか分からずに休憩室で立っていた私。
後ろから声をかけてきたのは、社員の武田くんだった。
「あ、私は吸わないです・・・。」
体が全体的に大きく、どう見ても私と同じ19歳には見えない。
けれど、みんなからは『タケ』と呼ばれて、可愛がられていた。
その10分前は、お茶休憩みたいなものがあった。
みんなの後について、休憩室に戻る。
私と1人の社員以外は、休憩室に置いてある各自のタバコを持って、外へ出て行ってしまった。
「この休憩室は禁煙だから、駐車場の隅にある喫煙用のプレハブに行ってるんだよ。栗山さんは吸わないの?」
1人残されて、どうしたらいいのか分からずに休憩室で立っていた私。
後ろから声をかけてきたのは、社員の武田くんだった。
「あ、私は吸わないです・・・。」
体が全体的に大きく、どう見ても私と同じ19歳には見えない。
けれど、みんなからは『タケ』と呼ばれて、可愛がられていた。

